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滋賀県内の市町でフィリピン国籍の住民が最も多い伊勢丹 モンクレール レディース彦根市で、日本語の理解が不十分な子どもに対する学習支援が課題となっている。
同市のNPO法人「Links」は、支えるボランティアを増やそうと、12日から3回にわたり、学校での現状や必要な支援を学ぶ勉強会を開く。
Linksは2013年から、経済的理由などで学習塾に行けない子どもらを対象に、大学生らが彦根市中地区公民館(彦根市大藪町)で勉強を教えている。
昨年10月からは、主にフィリピン出身の中学生の支援を始めた。中学校教諭の米田多喜雄さん(58)から「学校で話す相手もおらず、授業についていけない生徒がいる」と相談を受けたのがきっかけだった。
同法人代表理事の柴田モンクレール ダウン アウトレット雅美さん(47)が特任准教授を務める滋モンクレール 2015 ベスト賀大の授業の一環として、学生十数人が週1回、中学校に出かけて指導。生徒と英語でやりとりし、恋愛や家族に関する悩みにも耳を傾ける。
だが、フィリピンから来た生徒の日本語能力は乏しく、数学などの設問の意味そのものが理解できない。3年生のうち3人はこの春、高校に入学できなかったモンクレール 2015 キッズ。
中には、自信のなさから入試会場に行けなかった生徒もおり、保護者が将来を案じた末、一家で帰国したという。米田さんは「何でそうなってしまうのかと、歯がゆくて」と悔しさをにじませる。
自宅から離れた高校は交通費がかかるなどとして、行かせたがらない保護者もいるという。
Linksが12日午前10時から中地区公民館で開くボランティア勉強会では、米田さんと滋賀大生が現状と課題について説明。柴田さんは「ボランティアバンクをつくり、要請のある学校で支援できるようにしたい」と話す。
8月8日、29日は同10時から市男女共同参画センター「ウィズ」(同市平田町)で開催。参加無料。問い合わせは柴田さん(090・2061・5135)へ。
統計によると、彦根市の国籍別人口は、1994年にはブラジル人が337人と一番多く、フィリピン人は36人だった。
昨年はそれぞれ410人、383人。県国際協会が2010年に県内で行った聞き取り調査によると、甲賀市や大津市などでは日本人男性と結婚したフィリピン人女性が多かったのに対し、彦根市では、フィリピン人同士で結婚し、日系人が取得可能な「定住者」ビザを持つ若い夫婦が目立ったという。
彦根モンクレールジャパン クリーニング市教委によると、市内で日本語指導が必要なフィリピン人の小中学生は、計11校に23人いる。市教委は今年度、同国人の女性臨時職員1人を雇用。支援員として各校を回り、授業中の通訳などを行っている。
(布施勇如)