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横浜港で今年、横浜ベイブリッジをくぐれない大型客船の入港が相次いでいる。
8月には日本に来航する客船として史上最大の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万7800トン)が来る。従来通り、ベイブリッジを通過する必要のない大黒ふ頭の貨物用岸壁で受け入れる予定だが、乗客からは「殺風景」と不評を買っている。市港湾局は2018年度までに、市中心部の景観が一望できる同ふ頭のベイブリッジ側の岸壁に着けられるよう整備を進めている。
横浜港は、大さん橋の国際客船ターミナルが改修された後の03年以降、客船の寄港数が12年連続で日本一となっている。
ベイブリッジ下を通れない大型客船の寄港は、昨年までに計3回あった。しかし今年はすでに4回あり、今後の予定も含めると6回に急増する見込みだ。すべて米国の運航会社「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」の客船で、アジアクルーズの人気の高まりから寄港ラッシュとなっている。
1989年に開通したベイブリモンクレール Tシャツッジは、当時の世界最ダウンコート モンクレール アウトレット大級の客船「クイーン・エリザベス2」(7万327トン)を基準に設計されており、海面からの高さは同客船が通れる約55メートルとなっている。しかしその後、収益面から外国客船の巨大化が進み、エリザベス2より大きな客船が相次いで誕生。橋を開閉式に作り替えるのは、コスト面などから現実的でないという。
現在の着岸場所となっている大黒ふ頭の貨物用岸壁は、市中心部から遠いうえ、周囲を倉庫に囲まれ、船から横浜の街の景色が見えない。
そこで市は、同じ大黒ふ頭の自動車船用岸壁を供用できるように整備。岸壁を約300メートル延ばし、水深も下げて、18年度までに20万トン級の大型客船に対応できるようにする計画だ。また、従来は別の場所に移動して行っていた入国手続きも大黒ふ頭でできるようにし、乗客の利便性を高めていく。
◆10年後には新寄港場所
さらに、市が昨年12月に改正した港湾計画では、おおむね10年後には、市中心部に近い本牧ふ頭を整備して新たな大型客船の寄港場所にする。ただ、岸壁を利用する貨物船会社などとの調整はこれからで、それまでは大黒ふ頭の暫定利用を続ける考えだ。
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市港湾局は「クァンタム」が入港する8月27日、観光船による海上見学会を開く。山下公園からベイブリッジ、「クァンタム」周辺などを巡る1時間余りのコース。対象は市内在住、在勤、在学者を代表とする1組5人まで、500人募集する。
往復はがきで横浜港振興モンクレール アウトレット協会(〒231・0002横浜市中区海岸通1の1)に申し込む。締め切りは7月15日(消印有効)。問い合わせは同協会(045・モンクレーモンクレールジャパン カスタマール ポロシャツ グレー671・7241)。(大垣裕)