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◇いつか愛犬「ミミ」の墓前にも
左脚の下半分を失い県立コウノトリの郷公園(豊岡市)に保護されているコウノトリのために、神戸医療福祉専門学校三田校(三田市)の専任教員で義肢装具士の川上紀子さん(29)が協力し、義足作りの挑戦が始まっている。川上さんは「一歩でも歩いて、普通の生活ができるようになってほしい」と切望する。
川上さんが小学生の頃、飼っていた愛犬のダックスフントの雌「ミミ」が山形県の自宅近くの道路で交通事故モンクレール tシャツ xl 故に遭い、脊髄(せきずい)を損傷。両後ろ脚がまひし、歩けなくなった。犬用の車椅子を購入したがうまく歩けず、数カ月で使用をやめた。
川上さんは「ミミちゃんに合う車椅子を作ろう」と義肢装具士を志し同校に入学。しかし、ミミはまもなく老衰のため死んだ。「生きている間に義足を作れなかったことが心残りだった」と振り返る。
コウノトリは稲美町で1月に左脚の下半分を失った状態で見つかった。川上さんはコウノトリの郷公園の獣医師らが義足作りグッチ tシャツ メンズ 心していることを知り、協力を申し出た。3月末に脚を採寸し、プラスチックや金具などで10日かけて義足(長さ44センチ、157?5グラム)を試作。コウノトリが装着し、体重をかけて立つことができた。今後、カーボン素材の本格的な義足を製作していく。
川上さんはコロナ禍で、山形県になかなか里帰りできていない。「いつかミミちゃんの義足も作って墓前にお供えしたい」。義足作りの挑戦はまだまだ始まったばかりだ。【関谷徳】
〔神戸版〕